文字の変換候補ウインドウの揺れ(挿入モードON時、Google日本語入力)
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いつもMeryを使用させていただきありがとうございます!
挿入モードをONの時に、文字の変換で対象の候補を移動するとウインドウが揺れるのが気になっています。
Google日本語入力で発生します。こちら対処法などありますでしょうか?
何卒よろしくお願いします。
| kou | 返信 -
ご愛用いただきありがとうございます。
変換候補ウィンドウの表示位置についてですが、現在の仕様では変換中の文字列の "末尾を起点" としています。そのため、Google 日本語入力を使用した場合、そのような動作になります。
現時点では、この仕様を変更するオプションはありませんが、変換中の文字列の "先頭を起点" とすることで、ウィンドウの揺れを抑制することが可能です。
ちなみに、Mery Ver 2.6.3 までは "先頭を起点" とする仕様でした。
仕様を "末尾を起点" に変更したのは、Google 日本語入力の不具合に対応するためです。
具体的には、縦書きモード時に Google 日本語入力を使用すると、"先頭を起点" では、変換ウィンドウが入力中の文字列に重なり、文字が見えなくなるという問題があったためです。
Microsoft IME ではこの問題は発生しませんでしたが、その不具合を回避するために仕様を変更しました。
この仕様を廃止し、従来の "先頭を起点" の仕様に戻すと、変換候補ウィンドウの揺れがなくなるはずです。
そういうわけで、改めて調査してみましたところ、最近のバージョンの Google 日本語入力では、この不具合がある程度改善されつつあることを確認しました。(まだ、特定の条件下では重なってしまうこともあるようですが…)
縦書きモードの利用頻度が低いことも考慮し、一度 "末尾を起点" の仕様を廃止し、従来の "先頭を起点" の仕様に戻すことを検討してみたいと思います。
また、どうしても古い Google 日本語入力を使用する必要がある方のために、隠しオプションとして "末尾を起点" に設定できる隠しオプションを用意する方向で検討してみたいと思います。
| Kuro | 返信 -
Kuro様、ご返信いただきありがとうございます。
とても丁寧な解説、わかりやすかったです!
やはり入り組んだ事情があるのですね…!!
そちらのオプション、実装いただけますと大変嬉しいです。これからもMeryを使用させていただきます!
何卒よろしくお願いします。| kou | 返信