Windows Virtual Desktopマルチセッション環境でIMEが使えません
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Meryエディタにはいつもお世話になっています。ありがとうございます。
ちょっと特殊なケースかもしれませんが、WVDマルチセッション環境(Windows 10 64bit)環境ではMicrosoft IMEによる日本語入力ができない、という事象に遭遇したので報告します。
WVD環境では、IMEをONにしようとしてもポップアップメッセージ [Japanese IME in note ready yet] が出るだけで、IMEを有効にできません。
Mery 2.6.7(64/32)、3.2.6(64)で試していずれも同じ結果でした。メッセージを頼りに下記記事にたどり着き、回避策2の「EDITBINツールによるTSAWAREリンカーオプション書き換え」を試したところ、日本語入力できるようになりました。どうやらMeryはこのケースにヒットしていたようです。
> 「Terminal Server 非対応アプリケーションで、Microsoft IME による日本語入力ができない」
> https://social.msdn.microsoft.com/Forums/ja-JP/9f8a57eb-5304-47e6-869f-f0bd75d5fa53/terminal-serverもしよろしければ、今後の配布パッケージは /TSAWAREオプション付きでビルドしていただけると助かります。ご検討のほどよろしくお願いします。
| たくとく | 返信 -
ご報告ありがとうございます。
Windows Server 2019 環境 (評価版) を構築して検証してみましたところ、いただいた条件で現象を再現することができました。
また、/TSAWARE オプション付きでビルドすることで現象が改善されることも確認できました。
Windows Server 2019 や WVDマルチセッション環境につきましては知識がないのと検証環境を維持していくのが厳しそうなので今後もサポート対象外になると思いますが、とりあえず次のバージョンは /TSAWARE オプション付きでビルドしてリリースしてみますね。
/TSAWARE オプションの影響範囲や副作用なども不明な点が多いので、お気づきの点などございましたらご協力いただけると助かります。
| Kuro | 返信