「オプション-表示-選択範囲、選択範囲(複数選択)」の挙動について
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いつも大変お世話になっております。
毎日Meryとイチャイチャしてます。表題の件、選択範囲の背景色をいじっていると、
選択範囲(複数選択)との兼ね合い?か分からないのですが、
カスタムも透明も狙い通りの設定にならなくなってしまいます。
????ってなってます。x64 v3.25
Windows10 Pro 64ビットOSざっくりなインプットで申し訳ありません。
追加で必要な情報などありましたら仰ってください。| ユーケー | 返信 -
Mery をご愛用いただきありがとうございます。
選択範囲の背景色ですが、「カスタム」の場合は [選択範囲] に設定した色はエディターの背景色 ([通常] の背景色) に 40% の不透明度で重ねる仕様になっているので、設定した色と完全には一致しません。
「透明」の場合ですが、項目名は便宜上「透明」となっていますが、透明になるわけではありません。(選択範囲を透明にする意味もないですし)
「透明」を選択した場合は、選択範囲の色の諧調を反転して表示します。
初期のバージョンではこの「諧調の反転」が標準だったため、バージョンアップにともない選択範囲を半透明のカラーで描画する仕様になったあとも、初期のバージョンの「諧調の反転」を利用したいというご要望があり、隠し機能として「透明」を選択した場合に「諧調の反転」を利用できるようにしている、というわけです。
特に Windows XP では半透明を描画するための API (Windows の機能) が非常に遅いため、「諧調の反転」にしておけば高速に動作するといったメリットもあります。
しかしながら、この「諧調の反転」は DirectWrite では利用できません。[DirectWrite を有効にする] がオンの場合は、「透明」を選択しても「標準」と同じデフォルトカラーが適用されるだけとなります。
また、上記の隠し機能による「諧調の反転」は複数選択には対応していません。複数選択の場合、選択範囲の上からさらに選択範囲を重ねるケースがあるので、諧調の反転をさらに反転することになり、元の色に戻ってしまうので意味がないためです。
と、こんな感じの仕様になっています。
[オプション] の [表示] カテゴリの中にある、色を確認できる [サンプル] の項目だと「透明」を選択したときに諧調の反転になるのは良いのですが、DirectWrite がオンのときも表示が同じなので、ちょっと分かりづらかったかもしれませんね。
| Kuro | 返信