「.NETプラグイン開発 デバッグ編」の版間の差分

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= 概要 =
== 概要 ==
ビルドからデバッグまでの手順とサイクルの改善の説明。
ビルドからデバッグまでの手順とサイクルの改善の説明。


= ビルドからコピーまでを自動化 =
== ビルドからコピーまでを自動化 ==
ビルドした結果が Plugins にまとまっていますが、これを Mery にコピーするのは面倒です。<br>
ビルドした結果が Plugins にまとまっていますが、これを Mery にコピーするのは面倒です。当然作っていく中では、修正 -> ビルド -> 確認のサイクルが頻発するため、このコピーを自動化します。
当然作っていく中では、修正 -> ビルド -> 確認のサイクルが頻発するため、このコピーを自動化します。<br>
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ソリューションエクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、プロパティを開きます。<br>
左の一覧から「ビルド イベント」を選択します。<br>
すると「ビルド後イベントのコマンド ライン」には既に 4 行のコマンドが書かれているはずです。<br>


<source lang="winbatch">
ソリューションエクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、プロパティを開きます。左の一覧から「ビルド イベント」を選択します。すると「ビルド後イベントのコマンド ライン」には既に 4 行のコマンドが書かれているはずです。
 
<syntaxhighlight lang="winbatch">
IF NOT EXIST "$(ProjectDir)Plugins" MKDIR "$(ProjectDir)Plugins"
IF NOT EXIST "$(ProjectDir)Plugins" MKDIR "$(ProjectDir)Plugins"
IF NOT EXIST "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName).dll" COPY /Y "$(ProjectDir)Library\DotNetWrapper.dll" "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName).dll"
IF NOT EXIST "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName).dll" COPY /Y "$(ProjectDir)Library\DotNetWrapper.dll" "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName).dll"
IF NOT EXIST "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName)" MKDIR "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName)"
IF NOT EXIST "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName)" MKDIR "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName)"
COPY /Y "$(TargetDir)*.dll" "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName)\"
COPY /Y "$(TargetDir)*.dll" "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName)\"
</source>
</syntaxhighlight>


これは、ビルド結果を Plugins としてまとめる処理で、実は Plugins フォルダにまとめるのは自前でやっています。<br>
これは、ビルド結果を Plugins としてまとめる処理で、実は Plugins フォルダにまとめるのは自前でやっています。同じように、この結果を Mery にコピーしてあげれば OK です。4 行はそのまま、最後に以下の行を追加します。
同じように、この結果を Mery にコピーしてあげれば OK です。<br>
4 行はそのまま、最後に以下の行を追加します。<br>


<source lang="winbatch">
<syntaxhighlight lang="winbatch">
XCOPY "$(ProjectDir)Plugins" "(Mery フォルダのフルパス)\Plugins" /Y /S /I
XCOPY "$(ProjectDir)Plugins" "(Mery フォルダのフルパス)\Plugins" /Y /S /I
</source>
</syntaxhighlight>
 
(Mery フォルダのフルパス) には、開発用に用意した Mery フォルダのフルパスを入れます(例:C:\Users\tarou\Desktop\Mery\Plugins)。
 
これで、ビルドしたときに勝手にコピーされるようになりました。
 
注意事項として、プラグインは Mery がロードしているため、コピー前に必ず Mery を終了させておく必要があります。起動したままだとコピーに失敗します。
 
== デバッグ ==
コピーの手間をなくしたところで、本題のデバッグです。プロジェクトのプロパティで、左の一覧で「デバッグ」を選択します。その中で「開始動作」で「外部プログラムの開始」を選び、右の「...」ボタンから Mery.exe を選択します。後はメニューの [デバッグ] - [デバッグの開始] でも、ツールバーの右三角ボタンでも実行すれば、Mery が実行されます。
 
処理ソースの適当なところで行番号左の列をクリックし、赤丸がつくのを確認します。この状態でプラグインを実行すると、該当の行を通るときにデバッガが動き動作が止まります。


(Mery フォルダのフルパス) には、開発用に用意した Mery フォルダのフルパスを入れます。<br>
後は変数名にカーソルを当てて中身を見たり、F10 で 1 行ずつ動かして確認すると良いですね。
(例:C:\Users\tarou\Desktop\Mery\Plugins)<br>
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これで、ビルドしたときに勝手にコピーされるようになりました。<br>
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注意点として、プラグインは Mery がロードしているため、コピー前に必ず Mery を終了させておく必要があります。<br>
起動したままだとコピーに失敗します。<br>


= デバッグ =
注意事項として、プラグインは Mery の処理の一部として動いているため、プラグインを止めると Mery も止まります。よって、実行した結果を Mery で逐一確認する、というのは難しいのです……
コピーの手間をなくしたところで、本題のデバッグです。<br>
プロジェクトのプロパティで、左の一覧で「デバッグ」を選択します。<br>
その中で「開始動作」で「外部プログラムの開始」を選び、右の「...」ボタンから Mery.exe を選択します。<br>
後はメニューの [デバッグ] - [デバッグの開始] でも、ツールバーの右三角ボタンでも実行すれば、Mery が実行されます。<br>
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処理ソースの適当なところで行番号左の列をクリックし、赤丸がつくのを確認します。<br>
この状態でプラグインを実行すると、該当の行を通るときにデバッガが動き動作が止まります。<br>
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後は変数名にカーソルを当てて中身を見たり、F10 で 1 行ずつ動かして確認すると良いですね。<br>
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注意点として、プラグインは Mery の処理の一部として動いているため、プラグインを止めると Mery も止まります。<br>
よって、実行した結果を Mery で逐一確認する、というのは難しいのです……<br>

2024年9月2日 (月) 02:15時点における最新版

概要[編集]

ビルドからデバッグまでの手順とサイクルの改善の説明。

ビルドからコピーまでを自動化[編集]

ビルドした結果が Plugins にまとまっていますが、これを Mery にコピーするのは面倒です。当然作っていく中では、修正 -> ビルド -> 確認のサイクルが頻発するため、このコピーを自動化します。

ソリューションエクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、プロパティを開きます。左の一覧から「ビルド イベント」を選択します。すると「ビルド後イベントのコマンド ライン」には既に 4 行のコマンドが書かれているはずです。

IF NOT EXIST "$(ProjectDir)Plugins" MKDIR "$(ProjectDir)Plugins"
IF NOT EXIST "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName).dll" COPY /Y "$(ProjectDir)Library\DotNetWrapper.dll" "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName).dll"
IF NOT EXIST "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName)" MKDIR "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName)"
COPY /Y "$(TargetDir)*.dll" "$(ProjectDir)Plugins\$(TargetName)\"

これは、ビルド結果を Plugins としてまとめる処理で、実は Plugins フォルダにまとめるのは自前でやっています。同じように、この結果を Mery にコピーしてあげれば OK です。4 行はそのまま、最後に以下の行を追加します。

XCOPY "$(ProjectDir)Plugins" "(Mery フォルダのフルパス)\Plugins" /Y /S /I

(Mery フォルダのフルパス) には、開発用に用意した Mery フォルダのフルパスを入れます(例:C:\Users\tarou\Desktop\Mery\Plugins)。

これで、ビルドしたときに勝手にコピーされるようになりました。

注意事項として、プラグインは Mery がロードしているため、コピー前に必ず Mery を終了させておく必要があります。起動したままだとコピーに失敗します。

デバッグ[編集]

コピーの手間をなくしたところで、本題のデバッグです。プロジェクトのプロパティで、左の一覧で「デバッグ」を選択します。その中で「開始動作」で「外部プログラムの開始」を選び、右の「...」ボタンから Mery.exe を選択します。後はメニューの [デバッグ] - [デバッグの開始] でも、ツールバーの右三角ボタンでも実行すれば、Mery が実行されます。

処理ソースの適当なところで行番号左の列をクリックし、赤丸がつくのを確認します。この状態でプラグインを実行すると、該当の行を通るときにデバッガが動き動作が止まります。

後は変数名にカーソルを当てて中身を見たり、F10 で 1 行ずつ動かして確認すると良いですね。

注意事項として、プラグインは Mery の処理の一部として動いているため、プラグインを止めると Mery も止まります。よって、実行した結果を Mery で逐一確認する、というのは難しいのです……

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