文書の変更をチェック
この機能はVer 3.0.0でMery本体に実装されたため、それ以降のバージョンを使用しているユーザーはこのプラグインを導入する必要はありません。
概要[編集]
このプラグインを導入すると、文書を変更した際、保存済みデータと一致したときに変更マーク(タブに表示される「*」マーク)を自動的に消すことができます。
少し便利な Undo/Redoのプラグイン版ですが、マクロと比べて下記の違いがあります。
- Undo/Redo以外にも対応
- 1文字入力してBackSpaceで削除して元と同じ状態になっても変更マークが消えます。
- サイズが大きいファイルのときの動作が早い
- 変更の都度ファイルを読み込まず、キャッシュしているため、サイズが大きいファイルのときの動作が早いです。
- メモリの消費量が上がる
- 内部でキャッシュしているため、その分メモリを消費します。
動作環境[編集]
下記のランタイムがインストールされている必要があります。
- .NET Framework 4.5 以降
Windows 8以降であれば.NET Framework 4.5以降が標準でインストールされているはずですので、インストールは不要です(多分)。
Windows 10 Home 64bit(1803)とMery 2.8.4の32bit/64bitで動作確認を行っております。
Windows 10以外でもVista, 7, 8であれば.NET Framework 4.5を利用できますので、動くかもしれません。
Windows XPは.NET Framework 4.5の対応が打ち切られていますので、動作対象外です。
ダウンロード[編集]
インストール[編集]
ダウンロードしたファイルを解凍して出てくるPluginsフォルダの中身すべてをMeryのPluginsフォルダに配置してください。
使い方[編集]
インストール直後はプラグインが有効になっていますので、普段の同じようにMeryをお使いください。
文書を変更した際、元の文書から変更されていなければタブに表示される「*」マークを自動的に消します。
このプラグインを無効化する場合は、[ツール(T)] -> [プラグイン] -> [文書が変更をチェック]を選択してチェックが付いていない状態にしてください。 このプラグインを再度有効化する場合は、[ツール(T)] -> [プラグイン] -> [文書が変更をチェック]を選択してチェックが付いている状態にしてください。
オプション[編集]
- チェックする文書の最大文字数
- チェックする文書の最大文字数を指定します。編集している文書が指定した文字数以上の場合、変更されたかどうかのチェックをしません。マイナスを指定すると無制限です(初期値)。動作が重い場合やメモリ消費量を抑えたい場合は値を指定してください。
- 遅延時間
- 高速化のために遅延処理を入れています。動作が重い場合は値を増やしてみてください。その代わりに大きくすると、変更マークが消すのにかかる時間が増えます。
更新履歴[編集]
- 1.0.0 : 2019/09/08
- 初版
- 1.0.1 : 2019/09/08
- 画面がチラつく問題を修正