プラグイン:EditorConfig
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EditorConfig プラグイン
異なるエディターや開発環境でのコードの整形と一貫性を確保し、効率的なコーディング環境を提供する、EditorConfig を Mery で利用できるプラグインです。
- 202,442 バイト 2023/10/14
- SHA256: f48dd1fe24d4760e989b1a333d18245802aa9f9f9dbd73a0d9f4a6f2d3f5d373
- 対応 OS: Windows 11, 10, 8, 7, Vista, XP (64 ビット)
- その他: Mery 2.8.7 以降
- 162,444 バイト 2023/10/14
- SHA256: a64d3265a0c1ba82e783e901161d1830ce81ea00eacf540b54720aab63009f90
- 対応 OS: Windows 11, 10, 8, 7, Vista, XP (32 ビット, 64 ビット)
- その他: Mery 2.8.7 以降
機能
- コーディング スタイルの統一: プロジェクト内でコーディング スタイルを統一し、異なるエディターや開発環境でのコードの見た目やフォーマットを一貫させます。
- 改行コードの設定: ファイルごとに改行コード (CR+LF、LF、CR) を指定でき、異なるプラットフォーム間での改行コードの違いを解決します。
- エンコーディングの指定: ファイルのエンコーディング (UTF-8、UTF-16、Latin1 など) を設定でき、文字のエンコーディングに関する問題を回避します。
- インデント設定: インデント スタイル (スペースまたはタブ) とインデント幅を指定でき、コードの整形を一貫させます。
- 末尾の空白文字の削除: 行末にある余分な空白文字を自動的に削除し、コードの整理をサポートします。
- ファイルの末尾に改行を追加: ファイルの末尾に自動的に改行を追加または削除でき、異なるエディターとの互換性を向上させます。
- プロジェクトごとの設定: プロジェクトごとに異なる
.editorconfig
ファイルを使用し、プロジェクトごとに独自のコーディング スタイルと設定を適用できます。
はじめに
動作環境
- Windows 11、10、8.1、8、7、Vista、XP をサポートしています。
- Mery Ver 2.8.7 以降をインストールしている必要があります。
アーカイブに含まれるファイル
- Plugins/EditorConfig.dll: プラグイン本体
- ThirdPartyNotices.txt: サードパーティ製コンポーネントのライセンス
- eula.rtf: ソフトウェア使用許諾書
- CHANGELOG.txt: 変更ログ
- README.txt: 本ドキュメント
インストール
- アーカイブを展開し、
EditorConfig.dll
をMery.exe
のインストール先のPlugins
フォルダーにコピーしてください。 - Mery を起動すると、[ツール] メニューの [プラグイン] にインストールしたプラグインの項目が追加されます。
アップデート
- アーカイブを展開し、
Plugins
フォルダーの内容を Mery のPlugins
フォルダーに上書きしてください。
アンインストール
- Mery の
Plugins
フォルダーからアンインストールしたいプラグイン (*.dll) を削除してください。
使い方
- Mery を起動すると、自動的に EditorConfig が有効になります。
- [ツール] メニューから [プラグイン] の [EditorConfig] を選択してプラグインの有効/無効を切り替えることができます。
- EditorConfig プラグインを有効にした状態でファイルを開くと、
.editorconfig
に記述されたルールが適用されます。 - EditorConfig の設定が適用されているか確認するためには、EditorConfig プラグインを有効にした状態で、[ツール] メニューの [プラグイン] から [プラグインの設定] を選択し、[EditorConfig] の [プロパティ] をクリックします。
その他、EditorConfig の詳細については公式サイトをご参照ください。
.editorconfig の記述方法
ここでは .editorconfig
の記述方法を簡単にご紹介します。
root = true
[*]
indent_style = tab
indent_size = 4
end_of_line = crlf
charset = utf-8
trim_trailing_whitespace = true
insert_final_newline = true
root = true
- セクションの外側に記述するプロパティです。EditorConfig は、開こうとするファイルと同じ階層の
.editorconfig
から上の階層にさかのぼって.editorconfig
を検索します。 - このプロパティを true に設定すると、現在の
.editorconfig
で検索を停止します。
[*]
- セクション名は、対象とするファイルのパスを指定します。
- この文字列には、ワイルドカードが使用できるようになっており、たとえば、テキストファイルのみを対象にする場合は [*.txt] のように記述します。
- 使用可能なワイルドカードの文字列については、https://editorconfig.org/#wildcards をご参照ください。
indent_style = tab
- tab または space を指定して、インデントにタブを使用するか半角空白を使用するかを設定します。
- Mery のオプションでは、[タブの代わりに空白を挿入] に該当します。
indent_size = 4
- インデントに使用する桁数またはタブの幅を数値で指定します。
- indent_style が tab の場合でも、このプロパティがタブの幅として使用されます。
- Mery のオプションでは、[タブの桁数] に該当します。
- EditorConfig の仕様では、tab_width プロパティを使用すると、indent_size とは別にタブの幅を設定できるようになっていますが、Mery ではインデントがタブか半角空白にかかわらず、[タブの桁数] は共通なので、tab_width プロパティは使用しません。
end_of_line = crlf
- lf、cr、crlf を指定して、改行コードを設定します。
charset = utf-8
- latin1、utf-8、utf-8-bom、utf-16be、utf-16le を指定して、文字のエンコードを設定します。
trim_trailing_whitespace = true
- 保存する前に改行文字の前にある空白文字を削除する場合は true を設定します。
insert_final_newline = true
- 保存する前にファイルの末尾に改行を含むかどうかを指定します。
- このプロパティを指定すると、ファイルの末尾にある改行を削除した後、true の場合は改行を追加し、false の場合は追加しません。
- ファイルの末尾にある改行に手を加えたくない場合は、このプロパティ自体を指定しないか、unset を設定します。
注意事項
- プロパティ自体が記述されていない場合は、エディター側の設定が適用されます。
- 値に unset を設定すると、そのプロパティの効果が削除され、エディター側の設定が使用されます。
- たとえば、indent_size = unset と記述すれば、indent_size プロパティが未定義となり、エディター側の設定が適用されます。
- プロパティの詳細については、https://editorconfig.org/#supported-properties を参照してください。
.editorconfig
ファイルは、エンコードを UTF-8 とし、改行コードを CR+LF または LF に設定してください。.editorconfig
が適用されるのは、[ファイルを開いた時] と [ファイルを保存する前] です。- indent_style と indent_size は、タブを半角空白に変換するなど、文書を自動的に整形するための機能ではありません。
- [ツール] メニューから [プラグイン] の [EditorConfig] を選択してプラグインを無効にした場合でも、既に開いているファイルの設定は保持されます。
- エディター側の設定を適用するためには、開いているファイルを閉じてから再度開く必要があります。
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