文字カウント
選択範囲or文書全体の字数を算出するマクロです。
注意点
- 改行・半角文字・全角文字、すべて1文字とカウントします。
- 文字の分類は Shift_JIS (CP932) を基準にしています。
- Unicode 対応は一部に留まります。
- サロゲートペアは、Mery では仕様上2文字とカウントされますが、このマクロでは1文字とカウントします。
- 結合文字列や異体字セレクタなどには対応していません。他の文字と同じようにカウントされます。
- 文字数や文字種が増えるほど処理に時間がかかります(作者の環境では100万字の処理に約1.5秒かかりました)。
マクロ実行後、ステータスバーに処理に要した時間が表示されるので参考にしてください。
ソースコード
ダウンロード→ 文字カウント.zip
- 拙作ですがアイコンファイル (文字カウント.ico) を同梱してあります。
Mery 2.4.7 以降の場合、マクロ (文字カウント.js) と同じフォルダに、
Mery 2.4.6 以前の場合、Mery.exe と同じフォルダに、
アイコンファイルを配置しておくとツールバーにアイコンが読み込まれます。
更新履歴
- 2019/06/16
- 容量は ADODB.Stream を利用して算出するようにした(マクロ「バイト数」の ks 氏版を参考)。
- 文字分類を改訂。
- 容量の定義を撤廃し、統合できる項目を統合。
- 分類「階層」を削除。
- 分類「空白」に「改行」を含めるようにした。
- 分類「半カナ」を「半カナ」に改称。
- 分類「MS依存」を追加。
- CP932 未定義文字の分類を "総数,MS外字" → "総数,MS依存" に変更。
- 結果表示を改訂。
- 「段落」を復活。
- 「仮名」を追加(仮名文字の数と、「字数」に占める割合を表示)。
- 「サイズ」を追加(現在のエンコードでの容量を表示)。
- 「UTF-16」「UTF-8」「SJIS」は非表示に変更。
- 「原稿」「漢字」「UTF-7」「EUC」「JIS」を追加(非表示)。
- アイコンのカラーパレットを調整。48x48の画像を一部変更(1と3)。
- 2018/08/04
- Document.LineEnding が使える場合は使うようにした(Mery 2.6.10 以降)。
- 改行コードの判別にクリップボードを使わずに済むため、難点が解消されます。
- Document.LineEnding が使える場合は使うようにした(Mery 2.6.10 以降)。
- 2017/06/25
- アイコンファイルに24x24・32x32・48x48の画像を追加。
- 2015/12/26
- アイコンの指定先を "My Macros\文字カウント.ico" → "文字カウント.ico" に変更。
- 2015/09/30
- 改行コードを判別し、容量に反映するようにした。ただし、判別にクリップボードを使うため、難点があります。
- 計測範囲に改行が存在しない場合は判別できない。
- クリップボード履歴が重複してしまう。
- 結果表示を改訂。
- 「段落」は非表示に変更(後述の定義変更による)。
- 「拡張」を「依存」に改称し、MS拡張 → MS拡張+MS外字 の数に変更。
- 「サロゲート」を「ペア」に改称。
- 「SJIS」の内容を「数値 bytes」→「数値 バイト」に変更。
- 「UTF-16」の内容を「数値 bytes (BOM無)」→「数値+2(BOM) バイト」に変更。
- 「UTF-8」の内容を「数値 bytes (BOM無)」→「数値+3(BOM) バイト」に変更。
- 文字分類を改訂。
- 分類「段落」の定義を変更。 /^(?= [^ \s])/gm → /^(?![ \t]*$)/gm
- 分類「英単」を「半英単」に改称し、定義を変更。 /\b(?=\w)/g → /(?=[!-~](?![!-~]))/g
- Microsoft Word の文字カウント仕様(段落数、半角英数の単語数)に近づけた。
※仕様が不明なため、完全再現は目指していません。
- Microsoft Word の文字カウント仕様(段落数、半角英数の単語数)に近づけた。
- 分類「会話」を削除。
- ユーザー定義外字の分類を "総数,MS外字" → "総数,MS外字,全角" に変更。
- 文字 U+0080 の分類を "総数,Uni" → "総数,MS外字" に変更。
- Shift_JIS で保存すると似た字に化ける文字群を追加。
- 改行コードを判別し、容量に反映するようにした。ただし、判別にクリップボードを使うため、難点があります。
- 2014/02/17
- アウトラインやアウトプットにフォーカスがある場合、カウントできないのを修正。
- 文書の取得を Document → Editor.ActiveDocument に変更。
- 分類「段落」の正規表現を短縮。 /^(?= [^ \s]+)/gm → /^(?= [^ \s])/gm
- 分類「会話」の定義を変更。 /^(?=「.+」$)/gm → /^(?=「.*」$)/gm
- アウトラインやアウトプットにフォーカスがある場合、カウントできないのを修正。
- 2014/02/01
- 初版公開。
文字分類
現在の定義は下表のとおりです。分類は Shift_JIS (CP932) を基準にしています。
- 赤地 の項目は、初期状態で結果表示される項目です。
- 「字数」は 総数 − 空白 で算出されます。
| 分類 (type) | 正規表現 (re) | 備考 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 半英単 | /(?=[!-~](?![!-~]))/g | ASCII文字の単語(半角英数の単語) | |||
| 段落 | /^(?![ \t]*$)/gm | 空白行でない論理行 | |||
| 総数 | |||||
| 制御 | 空白 | 改行 | /\n/g | ASCII制御文字(改行) | |
| タブ | /\t/g | ASCII制御文字(水平タブ) | |||
| /[\u0000-\u001F\u007F]/g | 上記以外のASCII制御文字 | ||||
| 半角 | 空白 | 半空 | / /g | ASCII文字(半角空白) | |
| 数字 | 半数 | /[0-9]/g | ASCII文字(半角数字) | ||
| 英字 | 半英 | /[A-Za-z]/g | ASCII文字(半角英字) | ||
| 記号 | /[\u0020-\u007E]/g | 上記以外のASCII文字 | |||
| 半カナ | /[。「」、・ー゙゚]/g | ||||
| 仮名 | /[ヲ-ッア-ン]/g | ||||
| 全角 | 空白 | 全空 | / /g | ||
| 数字 | 全数 | /[0-9]/g | |||
| 英字 | 全英 | /[A-Za-z]/g | |||
| 仮名 | かな | /[ぁ-ん]/g | ※SJISでは ゔ ゕ ゖ などは扱えない | ||
| カナ | /[ァ-ヶ]/g | ※長音符や踊り字は記号扱い | |||
| ギリシャ | /[Α-ΡΣ-Ωα-ρσ-ω]/g | ※SJISではシグマの語末形 ς は扱えない | |||
| キリル | /[ЁА-Яа-яё]/g | ※Unicodeでは Ё ё の配置がJISと異なる | |||
| 記号 | /[、。, (中略) ‡¶◯]/g | 記号 (146字) | |||
| 罫線 | /[─│┌ (中略) ┥┸╂]/g | 罫線素片 (32字) | |||
| 漢字 | 第一 | /[亜唖娃 (中略) 湾碗腕]/g | JIS第一水準漢字 (2965字) | ||
| 第二 | /[弌丐丕 (中略) 瑤凜熙]/g | JIS第二水準漢字 (3390字) | |||
| MS拡張 | /[纊褜鍈 (中略) 鶴鸙黑]/g | IBM拡張文字 (漢字360字) | |||
| MS依存 | |||||
| MS拡張 | /[①-⑳ (中略) ¦'"]/g | NEC特殊文字/IBM拡張文字 (記号等87字) | |||
| MS外字 | /[\uE000-\uE757]/g | Microsoft ユーザー定義外字 (1880字) | |||
| /[\u0080\uF8F0-\uF8F3]/g | CP932 未定義文字 (5字) | ||||
| Uni | SP | /[\uD800-\uDBFF][\uDC00-\uDFFF]/g | サロゲートペア (U+10000~10FFFF) | ||
| /[\u0000-\uFFFF]/g | 上記以外の全文字 | ||||
- Uni に分類される文字は、Shift_JIS では正常に保存できません。保存を強行した場合、似た文字や
?に化けます。 - MS依存 に分類される文字は、Shift_JIS では「環境依存文字」に該当します。
- 改行の定義が
/\n/gなのは Mery の内部改行コードが [LF] で統一されているためです。
文字分類の仕様
文字分類は、ソースコードの最初あたりにある「■文字分類」以下で定義されています。
//■文字分類
{type:"総数,全角,カナ", re:/[ァ-ヶ]/g}, //一例
/* 以下略 */
| re | カウントする対象を正規表現で記述します。 たとえば全角カタカナなら、 re:/[ァ-ヶ]/g という具合です。利用できる正規表現は、実行環境 JScript (JavaScript) の仕様に依存します。 |
|---|---|
| type | 分類名です。複数設定する場合はコンマで区切ります。 たとえば、 type:"総数,全角,カナ" という具合です。この場合、type["総数"], type["全角"], type["カナ"] の各変数にカウントが加算されます。 |
「文字カウント」マクロは、この定義を上から順に見て、該当する箇所を数えます。
結果表示について
表示される結果は、ソースコードの最後のほうにある「ここから~ここまで結果表示の定義」の部分で定義されています。
ソースコードを単純化すると、以下のような処理になっています。
var result = (※出力用のテキストを生成);
Alert(result);
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