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=== 外部ファイルにマクロの設定などを書き出す === マクロの設定情報を保存して次回の実行時にそれを参照して使いたい場合、[[includeライブラリ]] の IO クラス (IO.js) の <code>IO.Serialize()</code> と <code>IO.Deserialize()</code> を利用するのがもっとも簡単な方法だとおもわれる。 * [[マクロライブラリ]] では「[[折り返しトグル切り替え]]」マクロ(Bleat 版 / sukemaru 版)や ks 氏の「[[スマートインデント(C 構文)]]」マクロの SwitchSmartIndent.js のコードが、 <code>IO.Serialize()</code> / <code>IO.Deserialize()</code> を利用したマクロの雛形として利用しやすい。 * 複数の設定値を保存/参照する複雑なものとしては、ks 氏の「[[階層化マクロメニュー]]」マクロや、拙作「[[ポップアップメニューで検索先にジャンプ#include版|検索ジャンプ]]」「[[ブックマーク一覧ジャンプ#include版|ブックマークジャンプ]]」や「[[ファイルを読み直す・開きなおす#include版|読みなおし]]」マクロなどもあるが、メイン部分の動作コード自体が長く煩雑なので参考にしづらいとおもわれる…。 * 「マクロA」で書き込んだ外部ファイル(JSON)を別の「マクロB」で読み込んで利用する例として、ks 氏の「[[スマートインデント(C 構文)]]」、拙作「[[位置情報を保存してから「すべて選択/選択解除」(非スクロール)]]」。 ※ ただし、マクロの実行ごとに外部ファイル(設定ファイル.JSON と includeライブラリの IO.js および json2.js)を読みこむことになるので、環境によってはマクロの動作のもたつきや [[#エラー処理|エラー]] が生じてしまう可能性がある。 以下、「[[折り返しトグル切り替え#3つの折り返しモードを順々にトグルする|折り返しトグル切り替え]]」マクロを例に <code>IO.Serialize()</code> / <code>Deserialize()</code> の利用方法の簡単な説明。 <syntaxhighlight lang="javascript"> #include "include/IO.js" // \Macros\include\IO.js をインクルードする // ※ ソースコードの1行目に記述すること。 /* 【準備】 */ // ■ JSON のファイル名(この場合 折り返し.json) ※定義しなくてもよい var jsonName = "折り返し"; // ➀ 書き出し内容として使う「オブジェクト」を用意する var setting = {}; // ➁ 設定項目として使う「プロパティ」と「初期値」を定義する setting.wrapMode = 0; setting.count = 0; // ※ objectName.propertyName = value; // value には数値以外(文字列、真偽値、配列など)も設定できる。 // または、以下のようにまとめてもよい ( ➀+➁ と意味は同じ) var setting = { wrapMode: 0, count: 0 }; // ※ {ブラケット} で囲う場合はコロンで結んで propertyName : value とする。 // 複数のプロパティを列挙する場合はカンマ「,」で区切る。 // ブラケット内の最後にセミコロン「;」をつけないこと。 /* 【JSON 読み込み】 */ // JSON ファイルに保存された設定値で上書きする setting = IO.Deserialize( setting, jsonName ); // ※ 第2引数 jsonName を省略した場合は、自動的に「マクロ.js」のベース名。 // 初回起動で JSON ファイルがないときは初期値のまま。 /* 【動作コード】 */ // 折り返しモード切替 if ( setting.wrapMode == 2 ) { editor.ExecuteCommandByID( 2146 ); // 折り返さない setting.wrapMode = 0; } else if ( setting.wrapMode == 0 ) { editor.ExecuteCommandByID( 2147 ); // 指定文字数で折り返し setting.wrapMode = 1; } else { // else if ( setting.wrapMode == 1 ) editor.ExecuteCommandByID( 2148 ); // ウインドウの右端で折り返し setting.wrapMode = 2; } // 任意のプロパティを追加することもできる setting.dateTime = new Date(); // 最終実行日時の記録 setting.count += 1; // マクロの実行回数を記録 if ( setting.count % 100 == 0 ) { // 100 回ごとにダイアログを表示 var d = setting.dateTime; var dateTime = d.getFullYear() + "/" + ( d.getMonth() + 1 ) + "/" + d.getDate() + " " + d.toLocaleTimeString(); var str = dateTime + "\n\n" + ScriptName + " マクロ実行 " + setting.count + " 回目!!"; Alert( str ); } /* 【JSON 書き込み】 */ // setting オブジェクトの変更内容を保存する IO.Serialize( setting, jsonName ); </syntaxhighlight> ==== Tag プロパティ ==== [https://www.haijin-boys.com/software/mery/mery-3-0-0 ベータ版 ver 3.0.0] で追加された <code>Tag</code> プロパティを活用することで、外部ファイルにマクロの設定を書き出す必用がなくなる場面もでてくるとおもわれる。 : ref. [[マクロリファレンス:3:Document_オブジェクト#Tag_プロパティ|Document.Tag プロパティ]]、[[マクロリファレンス:3:Editor_オブジェクト#Tag_プロパティ|Editor.Tag プロパティ]]、[[マクロリファレンス:3:Window=オブジェクト#Tag_プロパティ|Window.Tag プロパティ]](@[[マクロリファレンス:3]]) 外部ファイルへのアクセスの必用がなくなり、マクロの実行コードのスリム化(「includeライブラリ」も利用せずに済む)や安定性の向上、動作の高速化などが期待できるが、<code>Tag</code> プロパティへの書き込みは <span style="color:#c00;">最長でも Mery.exe のプロセスが終了するまでの "一時保存/一時利用"</span> にとどまるので、マクロのデフォルト動作の設定を保存したい場合には外部ファイルを利用するほうがよさそうである。 * 拙作マクロで外部ファイルの利用から <code>Tag</code> プロパティの利用に切り替えたのは、現時点では上出の「[[折り返しトグル切り替え#3つの折り返しモードを順々にトグルする|折り返しトグル切り替え]]」マクロだけである。 : ※「[[位置情報を保存してから「すべて選択/選択解除」(非スクロール)]]」マクロ (include版) や「[[位置情報を保存してから「すべて選択/選択解除」(非スクロール)#【include 版】位置を復帰/保存|位置を復帰/保存]]」マクロ (include版)、「[[カッコをはずす#カッコを追加/削除|カッコを追加/削除]]」マクロ (include版) も <code>Tag</code> プロパティへの移行を検討中 (いまのところ、ベータ版 ver 3.0.0 で追加された '''マルチカーソル''' 機能 [https://www.haijin-boys.com/software/mery/mery-3-0-0#4] に対応する目処が立っていないので、公開版の更新は保留)。 * ポップアップメニュー内の「設定変更サブメニュー」で動作設定を変更するタイプの拙作【include版】マクロは、外部ファイルを利用する仕様のままにする予定。
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