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== 開発者向け資料 == これは拡張コードを開発される方向けの仕様です。 拡張コードは次のいずれかの関数を実装します。 # replace # replaceS # replaceL === replace === <syntaxhighlight lang="javascript"> function replace( text : string, selection : Selection ) : string </syntaxhighlight> 最も基本的な変換関数です。 選択されている文字列、またはドキュメント全体の文字列を引数として、変換結果を返します。 selection 引数は通常必要有りません。 Selection の持つ関数を利用したい場合などに利用します。 === replaceS === <syntaxhighlight lang="javascript"> function replaceS( text : string, selection : Selection ) : string </syntaxhighlight> 行途中の選択がされている場合に、行全体を選択し直してから実行される変換関数です。 行は論理行で処理しますが、下記のように <code>view:true</code> を定義時に登録することで、表示行で処理することもできます。 <syntaxhighlight lang="javascript"> f[f.length] = { title:"replaceL", view:true, replaceS:function(text){ return text } }; </syntaxhighlight> === replaceL === <syntaxhighlight lang="javascript"> function replaceL( text : string, selection : Selection ) : string </syntaxhighlight> 行単位で処理する場合に利用する変換関数です。 渡される text は、他の関数と違い'''「1 行分の文字列」'''です。 <code>String.replace</code> や <code>String.split("\n").join("\n")</code> を利用することで同様の処理が行えますが、より簡易的に処理するために用意されています。 次の 2 つの定義は同じ処理(空白行削除)をします。 <syntaxhighlight lang="javascript"> replaceS:function(text){ return text.replace(/^\n/mg, "") } replaceL:function(text){ if (text != "") { return text } } </syntaxhighlight> <code>replaceL</code> 関数の場合、null を返すかあるいは return しない場合に行を削除します。 <code>replaceL</code> 関数は行毎に呼ばれるため、全体で1回のみの処理を記述するのが面倒です。 もし必要な場合は、拡張コードの「文字列追加」のようにクロージャを利用する必要があります。 === 関数の簡易表記 === 関数を1行で書きやすくするため、簡易表記を追加しました。 配列の形式で記述し、 <syntaxhighlight lang="javascript"> f[f.length] = [ "機能名", "関数タイプ", function(text){ return text; }, isView </syntaxhighlight> で記述します。 関数タイプは文字で記述し、それぞれ次のように対応します。 * "" ⇒ <code>replace</code> * "S" ⇒ <code>replaceS</code> * "L" ⇒ <code>replaceL</code> 従来通りの記述から、簡易形式に変換するためのマクロを用意しました。 関数部分はクリップボードにコピーされるため、そのまま貼り付けるか、[http://dean.edwards.name/packer/ packer] などを利用して圧縮して貼り付けてください。 <syntaxhighlight lang="javascript"> // 関数の簡易表現化 // 関数部分はクリップボードにコピーする // http://dean.edwards.name/packer/ などを用いて圧縮して貼り付ける。(別のそのまま貼り付けてもOK) // view 属性には非対応 f[f.length] = { title:"関数の簡易表現化", replaceS:function(text){ var ar = text.split("\n"); if (!/^\s*f\[f\.length\]\s*=\s*\{\s*$/.test(ar[0]) || !/^\s*\};\s*/.test(ar[ar.length-1])) { Alert("対応していない表記です。選択範囲のミスはありませんか?"); Quit(); } var indent = text.match(/^\s*/); var result = indent + 'f[f.length] = ['; var func = ""; for (var i=1; i<ar.length-1; i++) { if (ar[i].match(/^\s*title:(.*)$/)) { result += " " + RegExp.$1; } else if (ar[i].match(/^\s*replace([A-Z]?):(.*)$/)) { result += ' "' + RegExp.$1 + '", '; func += RegExp.$2 + "\n"; } else { //func += ar[i].replace(/^\s*/, ""); func += ar[i] + "\n"; } } ClipboardData.SetData(func); //result += " " + func + "];" result += " ];"; return result; } }; </syntaxhighlight>
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