バレンタインにー、ブログを更新するよー♪ なんて思ってみたものの、DTM 関係のバレンタインセールは全然盛り上がってないなー。円高で安く買えるチャンスかと思ったのに!昨年みたいに「Studio One Artist」の 999 円セールとかやって欲しいですね!
うむ、ネタがない…
「ブログのネタに困ったら商品レビュー書いとけ」 ― 先輩
そゆことで低価格、コンパクト、簡単操作で人気の KORG の「nanoKONTROL2」を買ってみたのでご紹介!
KORG 定番 USB MIDIコントローラー nanoKONTROL2 BK ブラック 音楽制作 DTM コンパクト設計で持ち運びに最適 すぐに始められるソフトウェアライセンス込み
KORG(コルグ)
私も愛用しております。
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スリムなフィジカル・コントローラー
私は黒を選択したんだけど、デザインはとてもシンプル。コンパクトながらも 8 チャンネルのパン、ボリューム、ソロ・ミュート・録音ボタンが用意されている。8 チャンネルを超える場合はトラックの切り替えボタンで次・前の 8 チャンネルに切り替えが可能。
ツマミやフェーダーに好きなパラメータを割り当てることも可能なので、フィルタのカットオフをいじくり回したり、ブリブリベースのブリブリ感をブリブリさせたりする遊びも楽しそう。
早送り、巻き戻し、停止、再生、録音、マーカー設置、マーカー移動などの基本的な操作もボタンひとつで可能になっているし、各ボタンは DAW と連動しており DAW 側での操作は「nanoKONTROL2」に反映される。パン、フェーダーまで連動すればスゴいんだけど、このお値段にそんなの期待しちゃイケない。
多くの DAW に対応しているが、最初に「nanoKONTROL2」側で DAW に応じた初期設定を行ってやる必要があるため、複数の DAW を頻繁に切り替えて使用するなどの用途では少々厳しいかもしれない。
良い点
- 安い
- なんかカッコ良さげ
- デスクに置いても邪魔にならない
- ミキサー画面を見なくて良いので数値に惑わされない
- ミキサー画面を表示させなくて良いのでスケッチなどの作業がはかどる
- シンセ、エレピ音源、アコギ音源などのオマケがたくさんついてる
悪い点
- 安っぽい (ボタンがゴム)
- 反れてる (ヒネると直るけど慎重にしないと壊れそう)
- 指が太い人は隣のツマミとかに触れてしまいそう
- 付属の USB ケーブルの格納場所が予想外すぎて欠品かと思っちゃう
- USB の位置が左なので付属の USB ケーブルを刺すと邪魔 (付属の USB ケーブルは固くて取り回しが悪いため、私は 100 均で細い USB ケーブルを買いました)
- パン、フェーダーは連動しないため DAW 側で音量を変更したり、他の曲で作業した後などはパン、フェーダーの位置がメチャクソ
- バンドル製品の登録が面倒。あと、音もそれなり
ハマッた点
説明書の通りに DAW 側で設定をして早速使用してみたところ、フェーダーをいじると音量と同時にピッチも変わっちゃうという現象!ネットで調べてみたところ故障とか書かれてて「コレだから安物はヨォ!」と悲しい気持ちになったけど、Cubase の場合は「All MIDI Inputs に含める」のチェックを外さなきゃ駄目でした。そりゃそうだ!
結論
本格的な用途には向かないけど、バンドサウンドのようなトラック少なめの曲ならこれでも十分に戦えそう。フィジカル・コントローラーで遊んでみたいというノリで買うのは全然アリ!というかむしろその買い方が正しいと思う!オモチャ以上に遊べるし、オモチャ以上に使える感じ。
しかし、安くて小さい!ほんとコレに尽きる。